ぱげおやじのよもやま話

昨日の晩、おかんからの電話☎️

おかんの姉さん、数年前に亡くなったんだが、

旦那さんが亡くなったとのこと。

おかんは姉さんとは、ほんと何でも言える仲で、

子供もいなかったので、何かと気にかけてくれた。

野菜や、米を入れたダンボールの底に、お小遣いとか入ってたみたい。もっと入れときー、とか電話で話すのを聞いたりした。

遠方と、体調の面で帰ることも出来ず、

亡くなった時はショックやったみたい。

そのころは、旦那さんへの恨み節、働きつぶされたんや、とか愚痴をいってたな。

それ以来は疎遠になっているので、

田舎の親戚より聞いたらしい。

5年ほど前かなー、

アル中で療養のため田舎に帰った同僚に

会いに行って、少し足を伸ばして、

桜島の見える、おばちゃんの所を訪ねた。

もう、八十近いんやけど、働いてはったな。

真っ黒に日焼けして、しわくちゃの顔で、

出迎えてくれた。

ニカッと笑った口元と、さがり目尻、

くしゃくしゃのパーマ、おばちゃんや。

朝から晩まで、ハウスの中では晩も、、、

働きづめやったみたい。

家の中は、ごった返しで、やっぱそうなるねー。

一緒に買い物に行って、

何食べたい、何食べたいって聞くんよねー。

その時、掃除道具を仕込んで、

風呂場と、炊事場を力仕事でちょっとだけ、

ほんのちょっとだけ片付けた。

おばちゃん、喜んでくれたなー、

こげな、綺麗なお風呂は、久しぶり、

新品みたいじゃ、って言ってくれた。

おじちゃんは、にかっと笑って、

本当無口なんやったけど、喜んでくれとったみたい。

そんなこと、思い出して、

何十年も連れそって、

おばちゃんいなくなって、

どんな感じやったんかなー。

それ以来、不義理をしていたんやなー、

とか、思ったり。

今はもう自分もそんな感じ、

おばちゃんとおじちゃんみたいな。

他所から見てるのと、内情は違うかもしれん。

50をすぎて、下山に入ってきた。

知ってる人も少しづついなくなり、

これからも見送っていくんやろーけど、

おじちゃんと、おばちゃんに手を合わせる。

台風7号の影響で、朝から雨と強い風、

しんみりしている、ぱげおやじ。